脚本・監督作『ある殺人、落葉のころに』が10/2よりイオンシネマ茅ヶ崎にて上映されることが決まりました。撮影から3年近く経ち、ようやくの劇場公開です。
また来年、2021年の全国上映を目指し、クラウドファンディングもスタートしています。クラウドファンディングページに載せたコメントを転載します。
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4年前、自分の行き場を見失っていた。
このままじゃいけない、という思いが私を突き上げこの企画を駆動させた。
私は映画を作る事で世界を変えたかったのか、自分を変えたかったのか。
答えはその両方だ。
「一本の映画」というよりは「一本の道」としてこの作品は私の胸にある。
当時を振り返りながらこの道の上に立つと舗装直後のアスファルトのように足の裏から様々な感情が熱となって伝わってくる。その熱が体全体を満たす時、また一歩進もう、隣には仲間がいる、道を作り続けよう、と映画への覚悟を新たにする事ができる。私を奮い立たせる。
この度、ようやく皆さまにこの道を歩いて頂けることを嬉しく思います。
1年前の釜山国際映画祭で「この映画はいつ爆発するかわからない地表のようだ」という感想を頂きました。私たちは見かけ通りではない世界に生きています。スクリーンの背後にあるうごめきを肌で感じてみてください。
本作の制作には、キャスト、スタッフの尽力があり、そして何より撮影地の皆様からは多大なるご協力を賜りました。誠にありがとうございました。
この作品が当時の私と同じように、行き場を探すあなたに届きますように。
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明日からプロダクションノートのような内容をここに綴っていこうと思っています。
時々、覗いてやってください。よろしくお願いします。
三澤拓哉